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通勤しないで、自宅で夜に働けたらいいのに。子どもが寝た後や本業の後に、在宅で夜勤のような仕事ができないか探している方も多いですよね。
結論から言うと、在宅夜勤の仕事はありますが、数は多くありません。仕事の種類と契約の形を知っておくと、自分に合う求人を見つけやすくなります。
この記事を読めば、在宅の夜勤と呼ばれる仕事の中身と、深夜手当の考え方、注意したい求人の見分け方が分かります。
在宅夜勤の仕事はある?
自宅で夜に働く仕事は、夜間の電話やチャットの受付、システムの運用監視、データ入力などがあります。ただ、夜の時間帯に決まって働く求人は、通勤する夜勤より少なめです。
『在宅で夜勤って、本当にあるの?』と思いますよね。実は、24時間受け付けているサービスの裏側では、夜の時間も誰かが対応しているんです。
その一部を、自宅から対応する働き方があります。よく見られる仕事を並べてみました。
| 仕事 | 夜の主な仕事内容 | 求められやすいこと |
|---|---|---|
| 在宅コールセンター | 夜間の電話の受付、問い合わせへの回答 | 静かな部屋、会社が指定する機器や通信環境 |
| チャットサポート | 文字での問い合わせへの回答 | パソコンの基本操作、文章を書く力 |
| システムの運用監視 | サーバーやネットワークの状態を見守る | IT の基礎知識、決まった手順を守る力 |
| データ入力 | 書類や画像の内容を入力する | 正確さ、期限を守る力 |
夜勤在宅の仕事が少ない理由
夜の電話受付や運用監視は、情報の管理が大事な仕事です。そのため、会社の拠点に集まって働く形が多く、在宅で任される仕事は限られがちなんです。
最初は拠点で研修を受け、慣れてから在宅に切り替える求人もあります。コールセンターの夜勤はコールセンターの夜勤、運用監視の仕事はインフラエンジニアの夜勤で詳しく紹介しています。
在宅コールセンターの夜の流れ(例)
在宅で夜間の電話を受ける仕事の、1晩の流れの例です。実際の時間や流れは会社によって違うので、イメージとして見てください。
| 時刻(例) | 過ごし方 |
|---|---|
| 21時半 | パソコンを立ち上げ、ログインして連絡事項を確かめる |
| 22時から翌1時 | 電話やチャットの問い合わせに対応する |
| 翌1時から2時 | 休憩 |
| 翌2時から5時 | 問い合わせへの対応、対応の記録 |
| 翌5時から6時 | 引き継ぎのメモを残してログアウト |
自宅でも、勤務中は決まった時間に席にいることが求められます。家事の合間に少しずつ、という働き方とは違う点は知っておきたいところです。
「在宅の夜勤」には2つの意味がある
「在宅夜勤」という言葉は、自分の家で夜に働く仕事のほかに、介護の分野で利用者の自宅に夜間に入る仕事を指すこともあります。求人を見る時は、どちらの意味かを確かめましょう。
求人を探していると、介護の求人で「在宅夜勤」と書かれたものを見かけることがあります。これは、利用者の自宅に行って夜間に介助をする仕事のことが多いんです。
| 種類 | 働く場所 | 主な仕事 |
|---|---|---|
| 自宅で働く在宅の夜勤 | 自分の家 | 電話・チャットの受付、運用監視、入力 |
| 介護の在宅夜勤 | 利用者の自宅 | 夜間の見守り、排せつの介助、体位変換 |

介護の在宅夜勤とは
介護の分野では、夜間に利用者の自宅を巡回したり、呼び出しに応じて訪問したりするサービスがあります。厚生労働省の説明では、夜間対応型訪問介護は、18時から8時を含む時間帯に、定期的な巡回と通報に応じた訪問で、排せつの介助や体位変換などを行うサービスです。
また、利用者の自宅に夜通し入って見守りや介助をする働き方もあります。こうした仕事に興味がある方は、訪問介護の夜勤を読んでみてください。
在宅でも、深夜手当は付く?
会社に雇われて働く契約なら、自宅で働いていても、22時から5時までの時間には2割5分以上の割増が付きます。業務委託の契約では、考え方が変わります。
『家で働くなら、深夜手当は付かないのかな』と思う方もいるかもしれません。ここは、働く場所ではなく契約の形で決まるところなんです。
午後10時から午前5時までに働いた分には、通常の賃金の2割5分以上の割増賃金を払うことになっています(労働基準法第37条第4項)。このルールは、会社に雇われて働く人なら在宅勤務でも同じです。
| 契約の形 | どんな働き方か | 深夜の割増 |
|---|---|---|
| 雇用(アルバイト・パート・派遣・正社員) | 会社の指示で、決まった時間に働く | 22時から5時の時間は割増の対象 |
| 業務委託(請負など) | 仕事の成果に対して報酬を受け取る | 労働基準法の割増のルールは当てはまらないのが一般的 |
求人票で契約の形を確かめる
求人票に「雇用形態」や「契約形態」が書かれているので、まずはそこを見てみましょう。アルバイトやパートなら雇用の契約です。
「業務委託」「請負」と書かれている場合は、時間の決まりや報酬の考え方が雇用とは違います。分からない時は、応募の前に問い合わせてみてください。
(例)時給1,200円の場合、雇用の契約で22時から翌5時までの7時間働くと、割増の分だけで2,100円になります。ここでの金額は仕組みを説明するための例です。
給与明細で確かめるところ
在宅で夜に働き始めたら、最初の給与明細で深夜割増が付いているかを確かめてみてください。「深夜手当」「深夜割増」などの名前で、基本のお給料と分けて書かれていることが多いです。
見当たらない時は、職場の担当者に「22時以降の時間の割増は、どこに書かれていますか?」と聞いてみましょう。計算のしかたは深夜手当の計算方法で紹介しています。
注意したい在宅の求人の見分け方
在宅の仕事の中には、登録料や教材費などの名目で、先にお金を払わせる求人もあります。働く前に支払いを求められたら、立ち止まって考えましょう。
在宅の仕事は、会社の人と直接会わずに話が進むことも多いですよね。だからこそ、応募する前に求人の中身をよく見ておくことが大切です。
- 会社名・所在地・連絡先が書かれているか
- 仕事内容が具体的に書かれているか
- 雇用か業務委託か、契約の形が分かるか
- 働く前に、登録料や教材費などの支払いを求められないか
- やりとりがSNSのメッセージだけで終わっていないか
「夜に少し作業するだけで高収入」のような言葉に惹かれて、仕事内容がよく分からないまま応募してしまうことがあります。仕事内容と報酬の決め方が具体的に説明されない求人には、応募しないようにしましょう。

在宅夜勤の探し方と、通勤する夜勤との比べ方
在宅で夜に働く求人は限られているので、通勤時間の短い夜勤も一緒に比べると、選べる仕事が広がります。
『在宅しか考えていなかった』という方も、一度は通勤する夜勤と比べてみてください。家の近くの夜勤なら、通勤の負担は思ったより小さいこともあるんです。
- 通勤の時間がかからない
- 家族のそばで働ける
- 夜の身支度が少なくて済む
- 選べる仕事の種類が多い
- 職場で先輩に教わりながら覚えられる
- 22時から5時の時間には割増が付く
在宅夜勤を探す手順
在宅で夜に働く仕事を探す時は、次の順番で進めると迷いにくくなります。
- 働ける時間帯と、1週間に働ける日数を決める
- 静かに働ける部屋と、パソコン・通信環境を確かめる
- 「在宅」「夜間」などの条件で求人を探す
- 求人票で契約の形と仕事内容を確かめる
- 研修が拠点で行われるか、在宅で受けられるかを確かめる
在宅で夜に働くための準備
在宅の夜の仕事は、自宅を職場として使います。応募する前に、次のことを確かめておきましょう。
- 夜に声を出しても家族の迷惑にならない部屋があるか
- 会社が求めるパソコンや通信環境を用意できるか
- 家族に、勤務中は話しかけないでほしい時間を伝えたか
- 明けの朝に眠れる環境があるか
本業の後に在宅で働く方は、本業の就業規則も確かめておきましょう。副業として夜に働く時の考え方は、夜勤の副業で紹介しています。夜勤の仕事全体を見たい方は、夜勤の仕事の種類も参考にしてみてください。
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夜勤の求人を条件で探す
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在宅夜勤でよくある相談
在宅夜勤については、どんな仕事があるのか、データ入力の夜勤はあるのか、コールセンターと通勤する夜勤のどちらが覚えやすいかについての相談がよく聞かれます。
ここでは、在宅で夜に働きたい方からよく寄せられる相談を、内容を一般化して紹介します。
完全在宅のデータ入力で、夜勤の仕事はある?
データ入力の仕事は、締め切りまでに終わらせればよい形が多く、夜の決まった時間に働く「夜勤」の形は少なめです。夜に作業すること自体はできても、深夜の時間帯に決まって働く求人とは違うことが多いんです。
業務委託の場合は、深夜に作業しても割増は付かないのが一般的なので、報酬の決め方を確かめておきましょう。
在宅のコールセンターと、ホテルのフロントの夜勤ならどっちが覚えやすい?
どちらも、最初に覚えることはあります。在宅のコールセンターは、決まった案内の流れと、パソコンの操作を覚えることが中心です。
ホテルのフロントの夜勤は、チェックインの対応や館内の見回りなど、その場で判断する場面もあります。人と直接話すのが好きか、画面越しの対応が気楽かで選んでみてください。
在宅で働きながら、夜勤専従の仕事もできる?
日中に在宅の仕事をして、夜は通勤する夜勤専従の仕事をする、という組み合わせもあります。ただ、2つの仕事が雇用の契約なら、労働時間は通算されます(労働基準法第38条)。
眠る時間を確保できるかも含めて、1週間の予定を書き出してみてください。
利用者の自宅での夜勤で、利用者が寝ている間は休憩?
介護の在宅夜勤では、利用者が眠っている間に仮眠をとれる働き方もあります。ただ、休憩は自由に使える時間のことで、呼ばれたらすぐに対応しなければならない時間は、労働時間として扱われることがあります(労働基準法第34条の考え方)。
どの時間が休憩で、どの時間が待機なのかは、事業所に確かめておきましょう。分からない時は、労働基準監督署の総合労働相談コーナーに相談する方法もあります。
在宅や夜の仕事だと、周りにどう見られるか気になる
昼間に家にいると、近所の目が気になるという声も聞かれます。『働いていないと思われていないかな』と不安になりますよね。
働き方は人それぞれなので、気にしすぎなくて大丈夫です。気になる時は、夜に働いていることを家族から近所の人に伝えてもらうなど、自然に話せる場面で伝えてみてください。
よくある質問
在宅夜勤の仕事は、未経験でも始められますか?
電話やチャットの受付などは、研修を用意している求人もあります。運用監視はITの基礎知識を求められることが多いので、求人票の応募条件を確かめてみてください。
在宅で夜に働いても、深夜手当は付きますか?
雇用の契約なら、22時から5時までの時間には2割5分以上の割増が付きます(労働基準法第37条第4項)。業務委託の場合は考え方が違うので、契約の形を確かめましょう。
在宅夜勤の研修は、自宅で受けられますか?
会社によって違います。最初は拠点で研修を受け、慣れてから在宅に切り替える求人もあるので、求人票や面接で確かめてみてください。
夜勤在宅の求人で、気をつけることはありますか?
働く前に登録料や教材費などの支払いを求める求人には注意しましょう。会社の情報や仕事内容が具体的に書かれているかも確かめてください。
まとめ
- 在宅夜勤の仕事は、電話・チャットの受付、運用監視、データ入力などがある
- 「在宅夜勤」は、介護で利用者の自宅に入る夜勤を指すこともある
- 雇用の契約なら、在宅でも22時から5時の時間には割増が付く
- 先にお金を払わせる求人や、仕事内容があいまいな求人には応募しない
- 通勤時間の短い夜勤も一緒に比べると、選べる仕事が広がる





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