当サイトの記事は編集部が厚生労働省・国税庁などの公的機関の公開情報と各社の公式情報、読者の声を調べて独自に執筆しています。求人の条件や制度は変わることがあるため、最新の情報は公式サイトや求人票で確認してください。当サイトの一部の記事には求人サービスへのリンク(広告)を含みます。
『自衛隊にも夜勤ってあるの?あるなら、どんな仕事をしているんだろう』と気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、自衛隊の夜勤にあたるのは、主に当直や警衛と呼ばれる勤務と、部隊や職種ごとの交替の勤務です。民間の夜勤とは、組まれ方の考え方が少し違うんです。
この記事を読むと、自衛隊の夜の勤務の仕組みと、陸・海・空の違い、民間の夜勤と比べた時のポイントが分かります。
自衛隊の夜勤は「当直」「警衛」と交替の勤務
自衛隊の夜の勤務は、駐屯地や基地を守る警衛、夜間や休日の部隊を受け持つ当直、そして職種ごとの交替の勤務の大きく3つで考えると分かりやすいですよ。
自衛隊の仕事は、昼の訓練や業務のイメージが強いですよね。ただ、国の守りに就く仕事なので、夜も誰かが起きて備えている必要があります。
そこで、隊員が順番に夜の勤務を受け持つ仕組みになっています。主な夜の勤務を、一般的な形で表にしてみました。
| 夜の勤務 | 主な役割 | どんな場面か |
|---|---|---|
| 警衛 | 駐屯地や基地の門・施設を守る | 出入りの確認や敷地の巡回 |
| 当直 | 夜間や休日の部隊を受け持つ | 連絡の対応や隊員の確認 |
| 職種ごとの交替の勤務 | 止められない任務を続ける | 船の見張り、空の警戒監視など |

自衛隊の勤務の時間や回数、手当は、部隊や職種、配属先によって違います。この記事では仕組みだけを紹介しているので、具体的な時間・手当・人数は防衛省・自衛隊の公式の採用案内で確認してみてください。
当直と警衛はどんな勤務?
当直は、夜間や休日に部隊の連絡や確認を受け持つ勤務です。警衛は、駐屯地や基地の門に立ち、出入りの確認や巡回をする勤務です。
『当直と警衛って、何が違うの?』と思いますよね。どちらも夜にかかる勤務ですが、守っているものが違うんです。
当直の仕事のイメージ
当直は、夜間や休日など、ふだんの勤務の時間外に部隊を受け持つ勤務です。連絡が入った時の対応や、隊員の在室の確認などを行います。
何かあった時に、まず動く窓口になる役割と考えると分かりやすいです。
例えば、夜中に連絡が入った時は、内容を記録して、決められた順番で上の人に伝えます。朝には、夜の間にあったことを次の担当に申し送ります。
警衛の仕事のイメージ
警衛は、駐屯地や基地の門で出入りする人や車を確認したり、敷地の中を巡回したりする勤務です。駐屯地の前で門に立っている隊員は、この警衛の勤務についていることが多いです。
夜も交代で立ち、仮眠をはさみながら勤務をつないでいきます。
- 勤務につく前に、申し送りと注意する点を確かめる
- 交代で門に立ち、出入りする人や車を確認する
- 決められた順番で敷地の中を巡回する
- 交代の合間に、休憩や仮眠をとる
- 次の警衛の隊員に申し送りをして勤務を終える
夜の勤務の後のリズムの整え方
当直や警衛の後は、ふだんと違う時間に眠ることになります。『明けの日はどう過ごせばいいの?』と迷う方もいますよね。
厚生労働省の睡眠ガイドでは、0時から4時に始める20分から50分の仮眠が、眠気や疲れを和らげると紹介されています。長すぎる仮眠は、起きた後にぼんやりしやすいことも書かれています。
明けの日は、眠る時間を先に決めてから予定を入れると、次の勤務に向けてリズムを戻しやすくなります。体調に不安がある時は、医療機関に相談してみてください。
民間の警備の夜勤も、巡回と監視をくり返す点がよく似ています。仕事の中身は警備の夜勤で紹介しています。
陸・海・空で夜の勤務はどう違う?
陸上自衛隊は駐屯地、海上自衛隊は艦艇や基地、航空自衛隊は基地やレーダーの施設と、守る場所によって夜の勤務の形が変わります。
『陸上自衛隊には夜勤や当直があるけど、海上や航空はどうなの?』という疑問もよく見かけます。実は、どの自衛隊にも夜の勤務はあります。
形の違いを、一般的なイメージで表にまとめてみました。
| 自衛隊 | 夜の勤務のイメージ |
|---|---|
| 陸上自衛隊 | 駐屯地の警衛や当直を、隊員が順番に受け持つ |
| 海上自衛隊 | 航海中の艦艇では、交代で見張りや操船の当直に立つ |
| 航空自衛隊 | 基地の警備や、空の警戒監視を交代で続ける部署がある |
海上自衛隊の夜
海上自衛隊では、艦艇が海に出ている間は、昼も夜も船を動かし続けます。そのため、乗っている隊員が交代で当直に立つ形になります。
基地にいる時も、陸上と同じように当直や警備の勤務があります。
航空自衛隊の夜
航空自衛隊では、空の警戒監視のように、昼夜を問わず続ける任務があります。こうした部署では、交替の勤務で夜をつないでいます。
一方で、職種や部署によっては夜の勤務が少ないところもあります。
- 希望する職種に、交替の勤務があるか
- 当直や警衛は、どのくらいの間隔で回ってくるか
- 夜の勤務の後に、休みがどう入るか
- 配属先が変わると、夜の勤務の形も変わるか
説明会では、例えばこんなふうに聞くと答えてもらいやすいですよ。
「この職種に配属された場合、夜の勤務はどんな形で入ることが多いですか」
民間の夜勤と比べてみよう
民間の夜勤は会社ごとの決まりで組まれ、自分で夜勤の有無を選んで応募できます。自衛隊の夜の勤務は国の決まりのもとで部隊ごとに組まれ、隊員が順番に受け持ちます。
『自衛隊の夜の勤務と、民間の夜勤って何が違うの?』という方もいますよね。自衛隊を辞めた後に夜勤の仕事を考えている方にとっても、気になるところだと思います。
- 隊員が順番に受け持つのが基本
- 勤務の形は国の決まりのもとで組まれる
- 配属先や職種で夜の勤務の形が変わる
- 夜勤の有無や回数を選んで応募できる
- 勤務の形は会社の就業規則や契約で決まる
- 22時から5時の勤務には深夜割増が付く
民間の夜勤では、労働基準法第37条第4項で、午後10時から午前5時までに働いた時間に、通常の賃金の25%以上の割増賃金が付きます。最新の制度は厚生労働省のサイトで確認してみてください。
もう一つ、民間で深夜業を含む仕事に常に就く人は、労働安全衛生規則第45条で、6か月以内ごとに1回の健康診断を受けることになっています。夜勤のある仕事に移ったら、健康診断が年2回になることも覚えておくと安心です。
『民間の決まりも知らないと損しそう』と感じる方は、求人票と雇用契約で、夜の時間の扱いを確かめておきましょう。
自衛隊の経験が活きやすい夜勤の仕事
自衛隊で身につけた経験は、民間の夜勤でも活きる場面があります。例えば、こんな仕事です。
| 自衛隊での経験 | 活きやすい夜勤の仕事の例 |
|---|---|
| 警衛での出入りの確認や巡回 | 施設警備の夜勤 |
| 交代で仮眠をとりながら勤務をつなぐ | 工場の交代制の夜勤 |
| 車両の運転や点検 | 夜間配送のドライバー |
| 決められた手順を守る作業 | 倉庫の仕分けや検品 |
民間の夜勤に移る時の働き方の選び方
民間の夜勤には、いくつかの働き方があります。自衛隊を辞めた直後の状況に合わせて選んでみてください。
| こんな状況なら | 考えやすい働き方 |
|---|---|
| まずは住む場所を決めたい | 寮付きの工場の夜勤(派遣など) |
| 長く同じ職場で働きたい | 夜勤ありの正社員 |
| 合うかどうか試してから決めたい | 短期や単発の夜勤のバイト |
| 経験をそのまま活かしたい | 施設警備の夜勤 |
『いきなり正社員で決めるのは不安』という方は、短期の仕事で夜のリズムに慣れてから考えるのも一つの方法です。
工場などの交代の仕組みは2交代制と3交代制の違いで紹介しています。ほかの公務員の夜の勤務は公務員の夜勤がある仕事もどうぞ。

自衛隊の夜勤でよくある相談
「自衛隊の夜勤は何時から何時までか」「海上自衛隊にも夜勤や当直はあるか」「駐屯地の門に立つ隊員はどんな人か」「辞めた後に夜勤の仕事を希望したら日中の仕事を回された」という相談がよく見られます。
自衛隊の夜勤は何時から何時まで?
『航空自衛隊に入ったら、夜勤は何時から何時までなの?』という相談があります。
これは部隊や職種、勤務の種類によって違います。同じ隊員でも、当直の日と警衛の日で始まりと終わりの時間が変わることもあります。
入隊を考えている時は、地方協力本部の説明会などで、配属先の夜の勤務の形を聞いてみてください。すでに入隊が決まっている方は、配属先の先輩に聞くのが一番早いですよ。
航空自衛隊で夜の勤務が少ない職種はある?
『航空自衛隊で、できれば夜勤のない職種につきたい』という相談もあります。
警戒監視のように交替で続ける部署がある一方で、昼の業務が中心の部署もあります。ただ、当直や警備の勤務は職種を問わず回ってくることが多いので、全く夜の勤務がないとは考えないほうが安心です。
長い勤務なのに手当が少ないと感じるのはなぜ?
『警衛は長い時間の勤務なのに、手当が少ない気がする』という相談も見られます。
自衛官の給与や手当は、民間の会社のように一つ一つの勤務の時間で計算する形とは考え方が違います。仕組みが気になる時は、部隊の担当者や、防衛省・自衛隊の公式の案内で確かめてみてください。
駐屯地の門に立っている隊員は、どんな人が担当している?
駐屯地の前で門に立っている隊員は、警衛の勤務についていることが多いです。特定の人だけが担当するのではなく、隊員が順番に受け持つ形が一般的です。
辞めた後、夜勤を希望したのに日中の仕事を回されたのはなぜ?
『夜勤の工場を希望したのに、昼の倉庫の仕事を回された』という相談もあります。自衛隊の経歴があったからというより、その時に空いていた仕事の都合であることも多いです。
希望をはっきり伝えるには、応募の段階で条件を言葉にしておくのがコツです。例えば、こんな伝え方ができます。
「夜勤の仕事を希望しています。昼の勤務しかない場合は、別の求人を紹介してもらえますか」
- 夜勤のみか、日勤と夜勤の交代か
- 仮眠や休憩の時間がどう決まっているか
- 寮や送迎があるか
- 始まりと終わりの時間に電車が動いているか
民間の夜勤の全体像は夜勤とは?でも紹介しています。
工場や倉庫の夜勤を自分で探すのが大変な時は、夜勤の求人を扱う派遣会社に相談する方法もあります。夜勤や寮完備といった条件で探せるのが便利なところです。
PR|ランスタッド
夜勤の求人を条件で探す
製造・倉庫・軽作業・ドライバーなどの求人を、「夜勤」「日払いOK」「寮完備」「未経験OK」といった条件で絞り込んで探せます。派遣・短期・単発・正社員など働き方もいろいろ。気になる求人の仕事内容と時間帯を確かめてみましょう。
無料ランスタッドで夜勤の求人を見る求人の内容・条件は時期によって変わります。最新の情報は公式サイトで確認してください。
よくある質問
自衛隊にも夜勤はありますか?
あります。駐屯地や基地を守る警衛、夜間や休日の部隊を受け持つ当直、職種ごとの交替の勤務などが、自衛隊の夜の勤務にあたります。
自衛隊の当直や警衛の時間・手当はどのくらいですか?
部隊や職種、配属先によって違います。具体的な時間や手当は、防衛省・自衛隊の公式の採用案内で確認してみてください。
海上自衛隊や航空自衛隊にも夜の勤務はありますか?
どちらにもあります。海上自衛隊では航海中の艦艇での当直、航空自衛隊では基地の警備や警戒監視などの交替の勤務があります。
自衛隊の夜の勤務の間に仮眠はとれますか?
警衛などの長い勤務では、交代の合間に仮眠をとる形が一般的です。仮眠のとり方は部隊や勤務の種類で違うので、配属先で確かめてみてください。
自衛隊を辞めた後、夜勤の仕事に就けますか?
施設警備や工場の交代制、夜間配送など、自衛隊の経験が活きやすい夜勤の仕事があります。応募の時に、夜勤を希望していることをはっきり伝えておきましょう。
まとめ
- 自衛隊の夜勤にあたるのは、警衛・当直・職種ごとの交替の勤務
- 当直は部隊を受け持ち、警衛は駐屯地や基地の門と敷地を守る
- 陸・海・空で守る場所が違い、夜の勤務の形も変わる
- 時間・手当・人数は、防衛省・自衛隊の公式の採用案内で確認する
- 自衛隊の経験は、警備や工場の交代制などの夜勤で活きやすい





コメント