夜勤は何歳まで?年齢より大事な4つのチェックと働き方の変え方

夜勤は何歳まで続けられるかを年齢ではなく4つのチェックで考える記事のアイキャッチ

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今は夜勤を続けられているけれど、この先何歳まで続けられるんだろう。これから夜勤を始めたいけれど、年齢的にもう遅いのかな。そんなふうに考えている方も多いですよね。

結論から言うと、夜勤は何歳までという上限は法律で決まっていません。大事なのは年齢そのものより、体力・睡眠・通勤・仕事内容の4つが今の自分に合っているかなんです。

この記事を読めば、夜勤と年齢の法律のルールと、続けられるかを見直すセルフチェック、年齢に合わせた働き方の変え方が分かります。

目次

夜勤は何歳まで働ける?法律の決まり

先に結論

法律で決まっているのは「18歳未満は原則として22時から5時に働けない」という下の年齢だけです。何歳まで夜勤をしていいかという上の年齢の決まりはありません。

『60代になったら、夜勤の求人には応募できないのでは』と思っている方もいるかもしれません。実は、法律で夜勤に上の年齢の制限はないんです。

労働基準法第61条では、満18歳に満たない人を午後10時から午前5時までの間に使用してはならないと決まっています。夜勤の年齢のルールは、この下の年齢の制限が中心です。

年齢夜勤(22時から5時)の決まり確かめたいこと
18歳未満原則として働けない例外は交替制で働く満16歳以上の男性など一部だけ
18歳以上法律上の年齢の制限はない高校生は校則や保護者の考えも確かめる
60歳以上年齢の制限はない日雇い派遣の例外にあたる(下で説明)
何歳でも深夜業がある人は6か月以内ごとに健康診断職場の健康診断の時期

18歳と高校生のルールは、高校生は夜勤できる?で詳しく紹介しています。

60歳以上だと、選べる働き方が広がることも

30日以内の短い期間で雇われる日雇いの派遣は、原則として禁止されています(労働者派遣法第35条の4)。ただし、60歳以上の人は例外として、日雇いの派遣で働くことができます。

つまり、60歳を過ぎると「単発の派遣で夜勤に入る」という働き方も選べるようになるんです。体力に合わせて回数を調整したい方には、選択肢のひとつになります。

補足

求人によっては、仕事内容から年齢の条件が書かれていることもあります。また、制度は変わることがあるので、最新の内容は厚生労働省のサイトで確かめておきましょう。

健康診断の機会は、年齢に関係なく使える

深夜業を含む業務に常に従事する人は、6か月以内ごとに1回、会社の健康診断を受けることになっています(労働安全衛生規則第45条)。夜勤を続けるかどうかを考える時の、ひとつのきっかけにもなります。

詳しくは夜勤の健康診断は年2回?で紹介しています。

年齢より大事な4つのチェック

「何歳か」より「今の自分に合っているか」

同じ年齢でも、夜勤が続く人もいれば、合わないと感じる人もいます。体力・睡眠・通勤・仕事内容の4つで見直すと、続けるか変えるかを決めやすくなります。

『もう歳だから』と年齢だけで判断してしまうと、まだ続けられる働き方まで手放してしまうことがありますよね。逆に、若くても合わない形で無理をしているケースもあります。

そこで、年齢ではなく次の4つで見直してみましょう。

夜勤を続けられるかを体力・睡眠・通勤・仕事内容の4つで見直すセルフチェックの図解

4つの点で見直すセルフチェック

当てはまるものにチェックを入れてみてください。

夜勤を続けられるかのセルフチェック
  • 体力: 夜勤明けの翌日には、普段どおりに動ける
  • 体力: 立ち仕事や重い物を運ぶ作業を、無理なくこなせている
  • 睡眠: 夜勤の後、昼間にまとまった時間眠れている
  • 睡眠: 休みの日に、生活のリズムを戻せている
  • 通勤: 夜勤明けの帰り道を、安全に帰れている
  • 通勤: 終電や始発のない時間でも、行き帰りの方法がある
  • 仕事内容: 今の作業の量とペースに、ついていけている
  • 仕事内容: 体調が悪い日に、交代や相談ができる職場だ

チェックが少なかった点が、見直すポイントです。全部に当てはまらなくても、すぐに夜勤をやめる必要はありません。

結果の見方

チェックが少なかった点考えられることまず試したいこと
体力作業の負担が今の体に合っていない座ってできる仕事や、作業の軽い職場を考える
睡眠昼に眠る環境やリズムが整っていない寝室を暗くする、寝る時間を決める
通勤夜勤明けの帰り道に負担がある通勤時間の短い職場を探す、帰り方を変える
仕事内容量やペース、一人で抱える場面が多い回数を減らす、複数人で働く職場に移る

睡眠が気になる方は、夜勤前後の寝方も参考にしてみてください。

半年に1回、同じチェックで見直す

このチェックは、1回やって終わりにせず、定期的に見直すのがおすすめです。例えば、職場の健康診断のタイミングに合わせて、半年に1回やってみる方法があります。

前回と比べてチェックが減った点があれば、そこが変わり始めているサインです。『前は明けの翌日も動けたのに、最近は1日寝て終わる』といった変化は、メモに残しておくと気づきやすくなります。

例えば、こんな場面が見直しのきっかけになります。

  • 夜勤明けの翌日も、ほとんど横になって過ごすようになった
  • 休みの日に、昼夜のリズムが戻らないまま次の夜勤が来る
  • 帰りの電車や車で、眠気を強く感じる日が増えた
  • 前はこなせていた作業の量が、終わらない日が出てきた

当てはまるものがあっても、焦らなくて大丈夫です。次の章の「働き方の変え方」から、合いそうなものを1つ選んで試してみてください。

年齢に合わせて夜勤の働き方を変える方法

「やめる」の前に「変える」を考える

夜勤がつらくなってきた時、選べるのは「続ける」か「やめる」かだけではありません。回数・時間・仕事内容・働き方を変えて、続けやすい形にする方法もあります。

『この先も夜勤で稼ぎたいけど、今のままでは体がもたないかも』という方は多いですよね。そんな時は、次のような変え方を考えてみましょう。

変え方どんな形か向いている人
回数を減らす月の夜勤の回数を減らして日勤を増やす今の職場は続けたい人
時間を短くする16時間の夜勤から、短い夜勤に変える長い勤務が負担な人
夜勤だけに固定する日勤と夜勤が交互になる働き方から、夜勤だけにする生活リズムの切り替えが負担な人
仕事内容を変える立ち仕事から、座ってできる仕事に変える体力の負担を減らしたい人
雇われ方を変える単発・短期で入れる日だけ働く自分のペースで働きたい人
夜勤がつらくなった時に、やめる前に試せる働き方の変え方をまとめた図解

日勤と夜勤が交互の働き方か、夜勤だけか

厚生労働省の睡眠のガイドでは、勤務時間帯が日ごと・一定期間ごとに変わる働き方を交替制勤務と呼んでいます。夜から朝までの1パターンだけの夜勤は、交替制勤務に含まれません。

日勤と夜勤が交互になると、そのたびに寝る時間を変えることになりますよね。切り替えが負担だと感じる方は、夜勤だけに固定する働き方を考えてみるのもひとつの方法です。

夜勤だけで働く仕組みは、夜勤専従とは?で詳しく紹介しています。

職場に回数や時間の相談をする時の伝え方

今の職場を続けたい時は、まず回数や時間を変えられないか相談してみましょう。言いにくい話ですが、具体的に伝えるほど調整してもらいやすくなります。

例えば、こんな言い方があります。

「最近、夜勤明けの疲れが抜けにくくなってきました。来月から、夜勤を月に2回ほど減らしていただけないでしょうか」

「長い夜勤の日を減らして、その分日勤に入らせてもらえると助かります」

『回数を減らしたいなんて言ったら、迷惑かな』と思う方もいますよね。ただ、無理を重ねて急に休むことになるより、早めに相談しておく方が職場にとっても調整しやすいんです。

50代・60代からの夜勤の仕事選び

これから夜勤を始めたい方は、体の負担が少ない仕事から選ぶと続けやすくなります。例えば、ホテルのフロントや施設の警備、電話の受付のように、座っている時間がある仕事です。

仕事ごとの体の使い方の違いを、ざっくり並べてみました。同じ仕事でも職場によって違うので、求人票や面接で確かめてみてください。

仕事の例体の使い方確かめたいこと
ホテルのフロント座る時間と立つ時間がある仮眠の有無と時間
施設の警備巡回で歩く時間がある巡回の回数と範囲
電話の受付座って対応することが多い一人で対応する時間の長さ
倉庫の仕分け立ち仕事と運ぶ作業が中心扱う荷物の重さ
介護の夜勤移動の介助など体を使う場面がある夜勤の人数と担当する人数

60代からの夜勤の求人の探し方は、シニアの夜勤求人で詳しく紹介しています。

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夜勤の求人を条件で探す

製造・倉庫・軽作業・ドライバーなどの求人を、「夜勤」「日払いOK」「寮完備」「未経験OK」といった条件で絞り込んで探せます。派遣・短期・単発・正社員など働き方もいろいろ。気になる求人の仕事内容と時間帯を確かめてみましょう。

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求人の内容・条件は時期によって変わります。最新の情報は公式サイトで確認してください。

求人を探す時は、ハローワークや求人サイト、派遣会社など、いくつかの方法を比べてみてください。派遣会社なら、夜勤や60歳以上の人が働いている求人を条件で絞り込めることもあります。

よくある失敗

「まだ若い頃と同じように働ける」と考えて、前と同じ回数や長さで夜勤を始めてしまうことがあります。最初は回数を少なめにして、体の様子を見ながら増やしていきましょう。

夜勤の年齢でよくある相談

年齢だけで「限界」は決まらない

年齢についての相談は「何歳までが限界?」「何歳から働ける?」の2つに分かれます。上の年齢は人によって違い、下の年齢は法律で決まっています。

ここでは、夜勤と年齢についてよく寄せられる相談を、一般的な形にまとめて答えます。

夜勤は何歳までが限界?慣れたら楽になる?

何歳までが限界かは、人によって大きく違います。年齢よりも、睡眠がとれているか、作業の負担が合っているかで変わるんです。

慣れについては、夜勤の時間帯に作業の流れや段取りを覚えると、気持ちの面では楽になることがあります。ただ、体のリズムは慣れだけで変えるのが難しい面もあるので、寝る環境づくりを一緒に進めておきましょう。

介護の夜勤は何歳まで続けられる?

介護の夜勤は、移動の介助などで体を使う場面が多いですよね。続けられるかは、施設の種類や夜勤の人数によっても変わります。

『体力的に不安になってきたけど、介護の仕事は続けたい』という時は、夜勤の回数を減らす、短い夜勤のある施設に移るといった方法があります。介護の夜勤の仕事内容は、介護の夜勤とは?で紹介しています。

コンビニの夜勤は何歳からできる?

コンビニに限らず、18歳未満は原則として22時から5時に働くことはできません(労働基準法第61条)。16歳や17歳の場合は、夜勤ではなく夕方までのシフトで探すことになります。

18歳になれば、法律上の年齢の制限はなくなります。高校生の場合は、校則や住んでいる地域の条例、保護者の考えも確かめておきましょう。

夜勤を辞めた人は、どんな理由が多い?

夜勤を辞めたり断ったりした理由として、よく聞かれる声はいくつかの型に分かれます。昼間に眠れなくなってきた、家族との時間を増やしたくなった、通勤の負担が大きくなった、といったものです。

どれも年齢だけが理由というより、生活や体の変化が重なって決めたケースが多いんです。自分にも当てはまりそうな理由があれば、前の章のチェックで早めに見直しておきましょう。

よくある質問

夜勤は法律で何歳までと決まっていますか?

いいえ、夜勤に上の年齢の制限はありません。法律で決まっているのは、18歳未満は原則として22時から5時に働けないという下の年齢のルールです。

60代から夜勤の仕事を始められますか?

始められます。最初は座っている時間がある仕事や、回数の少ないシフトから始めて、体の様子を見ながら増やしていくと続けやすいです。

夜勤を続けるか迷った時は、何を基準にすればいいですか?

年齢ではなく、体力・睡眠・通勤・仕事内容の4つが今の自分に合っているかで見直してみてください。体調に不安がある時は、医療機関に相談しましょう。

年齢が上がると、夜勤の回数は減らしてもらえますか?

年齢で回数を減らす決まりはありませんが、職場に相談して回数を調整してもらえることはあります。希望の回数を具体的に伝えてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 夜勤に上の年齢の制限はなく、法律の決まりは18歳未満の深夜業の禁止が中心
  • 60歳以上は、日雇いの派遣で働ける例外にあたる
  • 続けられるかは、体力・睡眠・通勤・仕事内容の4つで見直す
  • やめる前に、回数・時間・仕事内容・働き方を変える方法を考える
  • 体調に不安がある時は、医療機関に相談する
夜勤ガイド

夜勤ガイド 編集部

夜勤の仕事の種類や探し方、深夜手当や休憩のルール、介護・工場・コンビニなど業種別の働き方、夜勤明けの過ごし方まで、夜勤で働く人と夜勤を始めたい人の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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